ギャラリーからArtを発信

神戸の町ギャラリーから展示ドラマをお届けしているブログです。
夏の終り……ですが、近年の暑さをふまえると、まだまだ9月中は夏気分が続く気がしています。

本日は展示者の西村あじゅ様が刷り上がったDMを受け取りにいらして下さいました。
午前中は大雨で、午後からは暑い中お越し頂き、ありがとうございます。
さあさあ、アイスティーをお召し上がり下さい。

今までは数人でするグループ展に参加されてきた西村様。
当ギャラリーでは初の二人展に挑みますが、一緒に展示されるみろかさんは東京に居るため、契約や打ち合わせは全て西村様がお一人でされています。

「今までは誰かの後ろに居て、参加してきたので、一人で全部するのは初めてなんです。こういうのも初めてのことで、不慣れですが」
と初めて尽くしの展示活動に、ドキドキとワクワクが伝わってきます。

届いたDMの枚数を数えるところ

「お写真撮らせて頂いてよろしいですか?」
とお伺いすると、
「動きがあったほうが面白いですよね!」
と積極的にご協力下さいました。

初契約、初お支払い、初中心になっての展示、ということから、沢山不安気な様子があるものの、こんな感じで快活に自ら物語を切り開いて行って下さいます。
表現することがお好きなのだと感じられました。

本日はギャラリーから企画の提案。
「ギャラリーからアートを発信するフリーペーパーを発行したいと思っています。インタビュー記事を載せたいのですが、如何でしょうか?」
「それ、とてもいいと思います!私も小説を書いたり、構成していたことがあるので、そういった面でもお手伝いできると思います」
と取材を快諾して下さいました!

「小説を書かれていたのですか?」
「はい。もともとは漫画を描いたりしていて、(有名作品を手本に)研究したのですが、言葉と絵を同時に描くことが難しくて上手くいかず……、どっちか一つをと思ったので、小説を書いたら、それが編集さんの目に留まったこともあったんです」
その小説は残念ながら形になることが無かったのですが、編集会議では満場一致で小説化のお話があったのだそうです。
「なので、小説もよく読みますし、文字とかすぐ斜め読みでダダダーと読めちゃうんですよ私」
「それは、才能ですね!」
思わず感嘆してしまいました。
これは面白い取材ができそうです。

フリーペーパーの名前は『DORAMA』
町ギャラリーからアートと感動をお届けし、神戸を盛り上げたいと考えています。

こういったことが、ギャラリーspace showの一つの特徴になっていくと思います。
同じく創作をする立場から身近でありつつ、またギャラリー経営者としてアーティストたちを応援していきたい。

町ギャラリーという気軽さと、私ならではの視点を交えた記事を作成し、まだまだアートに馴染みのない神戸市内におすまいの皆様に、そして個展をしてみたいという第一歩を歩もうとするアーティストの卵たちに、さらには彼らのファンになって下さる可能性をお持ちの町の大勢に、彼らの表現と感動、面白さをお届け致します。

10月に発行、配布予定です。
これからの動きも、お楽しみに。
(オーナー)


2019年11月9日~11月11日 「夢の散歩道」展開催



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