「ウミウシフィギュアコレクション」2日目です

知ってる人も知らない人も
「ウミウシフィギュアコレクション」展
2日目が始まっています。

町ギャラリーspace showです。
それでは1日目のドラマを振り返りましょう。

大きなスーツケースを持って設置のため来場した萬谷さん。
おはようございます、重たそうですね。
「いやあ、手が痺れちゃって。想像以上になっちゃいました」
サンドだけで8kgあるそうです。


開場までに2時間。
初めての設置作業にとりかかります。
「サンド全然足りないな(汗)こんなにいらないと思ったのに」
丁寧に平たく平たくトントントン。

飾り付けの岩は移動の衝撃で割れていました。
いやいや、大丈夫。
気を取り直して、まずは海底の様子を再現。
それからウミウシたちを並べていきます。
「割れやすいものもあるので、気をつけないと…」


と、時間は過ぎて開場30分前。
まだフィギュアたちをケースから取り出し切れていません。
綿で保護するのが一番安全なのですが、棘に絡まると出すのが大変。
急がず慌てず丁寧に、迅速に。
「えい、とりあえず転がしておこう」
配置などは後で調整することにして、とにかくケースから外へ。
バラバラとお腹を見せて転がる子たちも。


一体一体、萬谷さんが時間をかけて救助。
だんだん形も整ってきました。
こいつは岩の上において、こいつは海綿のあたりに設置して……楽しい時間が過ぎていきます。
冬の気温だというのに、汗をかきながら迎えた開場時間。
「よし。なんとか。
今日はもう、この設置ができるかどうかだったので、安心しました」


続々と人が訪れます。
「わー、綺麗」
「えー。思ったより大きい」
「あー、可愛い」

皆さん、一言目は期待が叶ったとばかりに感嘆。
そしてはじまるウミウシ談義、撮影会。
笑いが耐えません。

「ウミウシって両性だから、子供を作るとき、自分は妊娠しないように、出産コストをかけないように何か阻害物質を出してるんだって。相手には自分の子供を出産させたいけど、自分はそのコストを払いたくないっていう戦略」
なかなかのツワモノたちのようです。

いや、それって……(以下自主規制)

各人からもたらされる博識。
シーンと見入っている場面があるかと思うと、弾みだす会話。

隣の教室からも、生徒さんたちが見に来て飛び出す質問。
皆様も色々聞いてみて下さいね。

一日目が終了し、「楽しいです」と萬谷さん。
これまでは生で声を聞く機会が少なかったと思います。
このドラマに参加して、あなたの声もぜひお聞かせて下さい。

今日も神戸の片隅で、ひっそり皆様の出番をお待ちしております。(オーナー)

コメント